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2017年10月19日木曜日

ソフトバンク、まさかの黒星スタート…よぎる’10下克上許した悪夢

(パ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第1戦、ソフトバンク2-3楽天、1勝1敗、18日、ヤフオクD)まさかの初回先頭打者本塁打から、黒星スタート。ソフトバンク・東浜は悔やんだ。

 「改めて、失投の怖さを思い知らされた」

 一回、先頭の茂木に対して直球が浮いた。左中間席へ運ばれると、二回にアマダー、四回にウィーラーにソロ。六回途中3失点で、被安打3がすべて本塁打になった。

 試合前、工藤監督は先制点の重要性を強調していた。今季は先制すれば73勝9敗。先手必勝プランが崩れ、助っ人の2発はスライダーを狙われた。指揮官は「直球でいく勇気も必要。明らかに変化球の割合が多い」と配球に注文をつけた。

 「この緊張感を理解して、あす(19日)はもう少し体が動く。期待したい」と工藤監督。過去、パ・リーグのCSファイナルステージはすべて初戦を制したチームが突破している。優勝チームの黒星発進は2010年のソフトバンクのみで、同年は西武を倒して勝ち上がってきた3位・ロッテに下克上を許した。当時は3位と2・5ゲーム差。15・5差の今回は意地でも負けられない。
(サンケイスポーツ)

 下克上なるか。

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