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米大リーグ、ドジャースは27日(日本時間28日)、オリックスからポスティングシステムを使って大リーグへの移籍を目指していた山本由伸投手(25)と12年契約で合意したと発表した。入団会見は27日午後3時(同28日午前8時)から行われる。米報道によると、総額3億2500万ドル(約463億円)。二刀流の大谷翔平を除けば、投手では契約期間、総額ともにメジャー史上最大の契約となる。 岡山県出身の山本は都城高卒業後の16年ドラフトでオリックスから4位で指名されて入団。17年8月に一軍デビューした。19年から先発ローテーションに定着し、NPB7年間で通算171試合(118先発)、70勝29敗1セーブ、防御率1・82、922奪三振の成績を残した。21年から3年連続で最多勝、最多奪三振、最優秀防御率、沢村賞の四冠を達成。国際舞台では21年東京五輪の金メダル、3月のWBCの世界一に貢献した。 ポスティング申請後、11月21日から始まった交渉ではメジャー10球団以上と接触。12月上旬から球団を絞り込み、米報道によると、ドジャースのほか、ニューヨークを拠点とするヤンキースが10年総額3億ドル(約427億5000万円)、メッツがドジャースと同額を提示したという。 ドジャースの本拠地ドジャースタジアムで行われた12日の面談では大谷らも同席し、ラブコールを送られたと報じられている。大谷とはすでに“入団祝い”を済ませており、ロサンゼルス近郊の高級日本食レストランで水原通訳を交えた食事会の画像が話題になった。 ドジャースは直近11シーズンで10度の地区優勝、11年連続でプレーオフに進出している常勝軍団。今オフはエンゼルスからFAになった大谷と10年7億ドル(約1015億円)、レイズからトレードで獲得した先発右腕のグラスノーと5年1億3650万ドル(約194億5000万円)で契約延長。山本と合わせた3選手に総額11億6150万ドル(約1655億円)の巨額を投じている。 ドジャースの来季の先発陣は現時点では、山本とメジャー10年目を迎えるグラスノーの2人のほか、右肘手術から完全復活を目指す21年16勝のビューラー、今季メジャー1年目で11勝を挙げたミラーの4人までのローテーション入りが確定。残りの枠を24歳のシーハンや7年目のヤーブロー、FAやトレードで実績ある投手の補強で埋めるとみられる。
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メジャーを目指す日本人選手が増えることでしょう。
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