イチローは2004、2007年と最終候補入り、大谷は“3度目の正直”で日本人初受賞
メジャーリーグ機構(MLB)は16日(日本時間17日)、卓越した打者をファン投票などで選出するハンク・アーロン賞の受賞者を発表し、ア・リーグではエンゼルスでプレーした大谷翔平投手(現ドジャース)が初めて受賞した。日本選手としても初受賞となった。
通算755本塁打を誇るハンク・アーロンがベーブ・ルースの通算本塁打記録を塗り替えてから25周年を記念して1999年に創設された。ア・リーグ、ナ・リーグからその年に最も活躍した打者が選出される。
選考方法は2000年から投票制となるなど年々変化。投票は2002年まで報道関係者のみだったが、2003年からファン投票も加わった。今年はMLB公式サイトの記者らが各リーグの最終候補9人を選出。ア・リーグではリーグ2位の39本塁打を放ったアドリス・ガルシア外野手(レンジャーズ)、昨年受賞したアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)らが名を連ねた。
10月6日から13日(同7日から14日)までファン投票が行われ、デレク・ジーター氏やデビッド・オルティス氏ら殿堂入りした元選手の投票も加味。この日までに最終決定された。
過去の日本選手ではイチロー(マリナーズ)が2004、2007年に最終候補に入った。2004年はシーズン歴代最多262安打をマークしたが、43本塁打で本塁打王を獲得したマニー・ラミレス(レッドソックス)が受賞。2007年は54本塁打、156打点で2冠王のアレックス・ロドリゲス(ヤンキース)が輝いた。ロドリゲスは2001、2002、2003、2007年と最多の4度受賞した。
大谷は3年連続で最終候補入りしていたものの、2021年は48本塁打でタイトルを獲得したブラディミール・ゲレーロJr.内野手(ブルージェイズ)、2022年はリーグ記録の62本塁打、131打点で2冠王のジャッジが受賞した。“3度目の正直”で最強打者の称号を手にした。
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最も活躍した打者で賞は当然でしょう。
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