配信
1日に起きた石川県能登地方を震源とする地震で、NHKでは山内泉アナウンサーが鬼気迫る口調で避難を呼びかけたことがSNSで大きな話題になっている。 午後4時10分ごろ、能登地方を震源とするマグニチュード7・6の大きな地震があり、同県志賀町で震度7を観測した。気象庁によると、国内での震度7の揺れは、18年9月6日に北海道胆振地方を震源とする地震で、厚真町で震度7を観測して以来。 また同県輪島、富山県の富山港で大津波警報が発表されたほか、日本海側を中心に広い範囲で津波警報、注意報が出された。津波は各地に到達している。揺れ、津波とも北海道から九州まで広い範囲で観測され、その後も揺れが続いている。政府は石川県などで3万3000件の停電、6件の生き埋めが報告されていると発表した。 同局では番組を中断し、地震による各地の影響を伝えた。中でも山内アナは津波警報を受け、叱るような強い口調で避難を呼びかけた。「ここは大丈夫だとは思うのは危険です。情報を待って逃げ遅れないで下さい!」「テレビを消さなくていいです!可能な限り逃げて下さい。高いところへ逃げること!」「今すぐ避難!今すぐ避難!東日本大震災を思い出して下さい!」。緊迫した様子で、被災地へ何度も警鐘を鳴らした。 山内アナは17年に入局。最初の赴任地は金沢放送局だった。気象情報や情報番組のリポーターとして活躍し、21年に東京アナウンス室に異動した。 同局の公式サイトでは、金沢へ異動する時の思い出をつづっている。「配属地が決まったあと、初めて金沢に向かう新幹線の中。車窓からの景色を眺めていました。乗車駅の天気は晴れでしたが、途中で長いトンネルを抜けると、そこは雲と霧で真っ白の世界。思わず名著の一文が頭に浮かぶとともに、美しい景色のある場所の新生活に胸が高鳴りました」。そんな思い入れのある“第2の故郷”で起きた災害だけに、より力がこもったのかもしれない。 SNSには「入局当初は金沢配属だったのか…だから余計にあんな必死のアナウンスをされてたのかな、すげえわ…」「山内さんは以前金沢局にいて石川県の事は良く分かってるから、尚更だったろうな」「地元民には馴染みのある声の、しかもこれまで聞いたことのないような強い口調の避難勧告を耳にして行動した方もいたはず」「NHK金沢にいたもんね、能登の人に呼びかけてるのよ。山内さんがそこまで言うなら逃げるよ」「NHK金沢放送局にいたから、呼びかけが他人事ではなかったのかも」と、山内アナの決死の呼びかけに理解を示す声が多数、上がっていた。
**************************************************************
何もなければ、平穏なお正月だったのですが。山内アナの津波に対しての鬼気迫る呼びかけはお見事でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿