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ソフトバンクがフリーエージェント(FA)で獲得した山川穂高の人的補償で、波紋が広がっている。2024年1月11日。日刊スポーツで西武が和田毅を人的補償で獲得するというニュースが報じられて衝撃を呼んだが、同日夜に西武が甲斐野央の獲得を発表した。 ■「彼の口から人的補償の件について話せませんよ」 西武サイドは人的補償で甲斐野を獲得したこと以外に触れていない。ソフトバンクも和田がプロテクト枠から漏れているかどうかや、西武との交渉のやり取りについてコメントを控えている。 真相は藪の中でソフトバンクファンから戸惑いの声が上がる中、和田が15日に長崎市内で自主トレを公開。スポーツ紙の報道によると、人的補償の一件について「いろいろな報道というか記事とか出ているみたいですけど、自分としてはこの件には触れたくない思いと考えたくないというのが自分の思いです」と複雑な表情で語ったという。 和田のこのコメントがSNS上で大きな反響を呼び、X(旧ツイッター)では「よほどショックだったんだろう」「球団から特にコメントが出ていない以上本人も言えないだろう」などの書き込みが。 スポーツ紙デスクは、「和田に対して歯切れが悪いと批判的な声がありますが、彼の口から人的補償の件について話せませんよ。ここまで騒動が大きくなっていることを考えると、ソフトバンク側が和田を矢面に立たせないためにも説明責任があると思います」と指摘する。 後味の悪さが残った今回の人的補償での移籍劇。不公平な抜け道がまかり通らないためにも、新たなルール整備が必要だろう。(中町顕吾)
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FAのルール無視でソフトバンクと和田のイメージダウンでしょう。
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