能登半島地震で倒壊した建物に巻き込まれたとする交流サイト(SNS)への投稿には真偽不明な内容も含まれている。X(旧ツイッター)に自分の住所を明示されて「息子が挟まって動けない」と身に覚えのない投稿をされた石川県の40代女性は「デマとしか思えず、家の場所も分かってしまう。投稿を消してほしい」と訴えた。
女性に息子はおらず、自宅は物が散乱する程度の被害だったが、1日に無関係の人物名で「私の力では動きません。頼みの綱がXしかない。助けて」などと投稿され、拡散した。
知人からは安否を気遣う連絡が多く寄せられ、警察からも問い合わせが来たといい、女性は「災害時に警察の業務を妨害して許せない」と憤る。
災害時の虚偽情報は、救助活動や支援の妨げとなって人命に影響する可能性がある。2016年の熊本地震では、動物園のライオンが逃げ出したとのデマを拡散させたとして逮捕者が出る事態にもなった。
総務省はXで利用者に注意を求め、担当者は「真偽の判断をしっかりした上で、情報を拡散してほしい」と話した。
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投稿削除と厳罰化が必要でしょう。
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