横浜市内の自宅駐車場から自家用車を盗まれた自民党の三原じゅん子参院議員の車は、トヨタ「ランドクルーザー(ランクル)」だったことが5日、明らかになった。日本損害保険協会のまとめによると、ランクルは3年連続で盗難件数ワースト1位となっている車種で、三原氏の車も狙われた可能性がある。
スポーツタイプ多目的車(SUV)のランクルは「ダカール・ラリー」市販車部門で11連覇を達成するなど、悪路走破性が高く、海外でも人気。そのため、海外に転売する窃盗団などに狙われやすく、盗まれた多くは部品も含め中東などに流されている。三原氏は大の車好きで知られ、カーレースへの出場経験も持つ。
盗まれたのは白のランドクルーザー。手口は、近年多くの車で採用されている「スマートキー」の電波を特殊な機器で中継して車を盗難する「リレーアタック」の可能性が疑われる。
スマートキーは、車とキーが微弱電波を発信し合ってIDを照合。キーを持っている人が近づくだけで、電波により車のドアを開けることなどができる。リレーアタックはこの仕組みを悪用。スマートキーから出る微弱電波を近距離で傍受。特殊機器で増幅させ、車の近くにいる仲間に送り解錠させる。スマートキーと車が10メートルほど離れているときや、キーが自宅にあるときでさえ、車を盗まれる恐れがある。愛車を守るためには自衛策が必要。キーから電波が発信されなくなる「節電モード」の活用や自宅玄関付近などにキーを置かない、キーを金属製のフタができる缶に入れておくことなどが推奨されている。
三原氏の事務所によると、三原氏は2日午後5時ごろ車で帰宅。3日昼、外出する際に車がなくなっていることに気付き、警察に通報した。三原氏は自身のX(旧ツイッター)に「車の盗難に遭いました。まさか自分が。くれぐれもお気をつけください」などと投稿している。
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被害者が国会議員であると、警察の対応が違うでしょうか。
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