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【MLB】ドジャース5-6カージナルス(3月30日・日本時間31日/ロサンゼルス) ドジャースの山本由伸投手がメジャー初勝利を目指して先発登板した一戦で、大谷翔平投手も「2番・DH」で先発出場。メジャー2度目のマウンドとなった山本は、途中に降雨中断の影響を受けながらも、5回2安打5奪三振無失点と好投。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたが、チームが逆転を許し、9回に同点に追いつくも延長戦の末に惜敗。山本のメジャー初勝利はお預けとなった。大谷は2試合ぶりの安打を放つなど5打数1安打1四球、打率.273となった。 開幕から3試合連続安打を続けていた大谷だったが、4打数無安打1三振に倒れて今季初のノーヒット。ここまで17打数5安打2打点2得点1盗塁、打率.294、OPS.669の成績を残している。 この日の初回、第1打席は無死一塁で迎えると、2-1からの4球目に投じられたチェンジアップを引っ張る。打球はセカンドの頭上を打ち破る弾丸ライナーでライト前ヒットとなった。 2回には2死一、三塁のチャンスで第2打席が回ってくるも、フルカウントから6球目のカットボールにバットが空を切り先制のチャンスを逃す。しかし5回、1死一塁で迎えた第3打席では四球を選んでチャンスを拡大すると、そこから先制点に繋がった。 逆転された直後の7回、無死二塁で迎えた第4打席は、1-2からの4球目のスライダーに泳ぐ。打球は力なくライトへ飛ぶが、スライディングキャッチされてヒットとはならなかった。さらに9回の第5打席は空振り三振に倒れ、この日の大谷は4打数1安打1四球で打率.286としている。 一方の山本は、パドレスとの韓国シリーズ第2戦でデビューするも、1回4安打5失点2四死球2奪三振の内容でノックアウトされた。 リベンジの舞台となった本拠地での初投球。初回は先頭のドノバンを3球三振に仕留めると、続くゴールドシュミットも空振り三振、ゴーマンも空振り三振に切ってとる最高の立ち上がりとなった。 2回はヒットを許すも後続を断ち、3回、4回と続けて三者凡退に仕留めるなどエンジン全開となった。しかし5回のマウンドに上がる前に雨による中断。ドジャー・スタジアムでは2015年以来9年ぶりの珍事となったが、山本は約35分間の中断にも集中力を切らさず、再開後はツーベースヒットこそ許したが、この回も0に抑えてマウンドを降りた。しかしチームがその後逆転を許したことで、山本のメジャー初勝利はお預けとなっている。 なおドジャースは、山本が降板したその裏にフリーマン、スミスの連続タイムリーで2点をリード。しかし7回には3番手のケリーが四球、死球、さらにスミスの打撃妨害で無死満塁に。そこから連打とミスも重なってこの回に一挙5点失点を喫した。その裏にすぐさま1点を返し、9回にはベッツが4試合連続ホームランを放つと、そこから連打でマンシーが同点打を放ち、試合は延長戦へ突入するも敗れて3連勝はならなかった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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本来の山本でお見事でした。なおド、でした。最後の好機に打てない大谷は残念でした。
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