「ドジャース―メッツ」(21日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手が「2番・指名打者」で出場し、三回の打席で8戦38打席ぶりとなる5号先制2ランを放った。飛距離129メートル。右翼席中段まで達した“確信歩き”の一撃でメジャー通算本塁打を176本とし、前日まで並んでいた松井秀喜を抜いて日本人メジャーリーガー単独1位に立った。 大谷は18年3月29日のアスレチックス戦に「8番・指名打者」でメジャーデビュー。打者出場2試合目の4月3日のインディアンズ(現ガーディアンズ)戦でメジャー初本塁打を放った。4年目の21年には46本塁打を記録し、松井秀が04年にマークした31本塁打の日本人シーズン最多記録を塗り替えた。さらに昨季はリーグ最多の44本塁打で日本選手初のタイトルを獲得した。 大谷は打者として通算717試合目の出場となった12日の同カードで175本目を打ち、松井秀の持つ通算記録に並んだ。試合後は「率直にうれしいですし、日本の野球界にとっても大きいことではないかなと思います」と心境を語り、松井秀の存在を「長距離バッターとして、僕が小さい頃から見てきて、同じ左バッターとして憧れてるような存在でもあった。そういう方に記録で並べたというのはすごく幸せなことだなと思います」と話した。
本塁打を打つことには「(自分は)体も大きいし、長打は一つの売りではあるので、そこの強みを生かしていきたい」と意欲を見せる一方で「『次の1本』というのが基本的な考え方。1本打ったら次の1本が大事」とも話した大谷。また、20日の試合後には「ホームランを狙いに行く打席はないですし、次の1本を打ちたいなという気持ちはありますけど、記録は特に気にはしてないので、いいアットバット(打席)をこなしていくということの方が大事」とも話していた。8試合ぶりのアーチを量産態勢のきっかけにしたい。
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日本人最多記録更新の2点本塁打やっと出ました。
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