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滋賀県近江八幡市内のスーパーで、いなり寿司1パック(約300円)を万引きしたとして、74歳の女性が誤認逮捕された事件。警察のミスで80時間以上も身柄を拘束された女性がABCテレビの取材に応じ、「心に深い傷を負った」と涙ながらに当時を振り返りました。 13日午前11時すぎ、近江八幡市のスーパーの関係者から「女性がいなり寿司を万引きをした」と通報がありました。 駆けつけた警察官が、すでに店の関係者から事情を聴かれていた女性(74)のカバンにいなり寿司があるのを確認し、窃盗容疑で現行犯逮捕しました。 しかし女性は「やっていません。知り合いの人に買ってもらった」と容疑を否認。 その後の捜査で、いなり寿司を女性に手渡したという男性が見つかり、また、店の在庫数と販売数を照らし合わせても矛盾がなかったため警察は一転して窃盗はなかったと判断し、逮捕から3日後の16日夜に女性を釈放しました。 逮捕してからの拘束時間は実に82時間に及んだということです。 誤認逮捕された女性が18日、ABCテレビの取材で苦しい胸の内を明かしました。 「やっていないと最初から言ってるのに、全然信じてもらえなかった」 女性は、目に涙をためて話しました。 女性によるとこの日、店内でいなり寿司をくれたのは、普段から近くのバス停などで見かける、名前も知らない年上の男性だったといいます。 突然、警察署につれて行かれた女性は、男性をよく見かけるバス停の名前を刑事に告げ、「そこに行って調べてほしい」と訴えました。しかし・・・ (誤認逮捕された女性) 「それなのに全然話を聞いてくれなかった。バス停に行ったらもっと早くわかったはずなのに・・・」 その後、いなり寿司を渡した男性が見つかりましたが、女性は、釈放されるまでの3日間は、孤独でたまらなかったと打ち明けます。 (誤認逮捕された女性) 「こんなにひどいことはないです。警察は謝ってくれましたが、私は心に深く傷を負いました」 ABCテレビは、いなり寿司を手渡したとみられる男性にも取材をしましたが、男性は「もういいです。インタビューには応じられんね」とだけ話しました。
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たかだか万引きで、3日間も勾留はどうなんでしょか。しかも、誤認逮捕。
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