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「ドジャース0―4パドレス」(12日、サンディエゴ) パドレスのダルビッシュ有投手(37)が7回、今季最多の102球を投げて2安打無失点で3勝目(1敗)。日米通算199勝とし、大きな節目に王手をかけた。ドジャースの大谷翔平選手は腰の張りのため、欠場した。 中5日の調整で臨んだマウンド。首の張りから復帰後は2登板連続5回無失点で2連勝と波に乗る右腕が8つの球種を駆使し、ドジャースの強力打線を翻ろうした。 初回。ビッグ4の一角を担うベッツ、フリーマン、スミスの好打者を14球で料理する。二回は前日の試合で11号満塁弾を放っているTヘルナンデスをカウント2―2からナックルカーブで二直に仕留めるなど、ふたたび、14球で3アウトを奪った。三回には下位打線から2三振を奪うなど、付け入る隙を与えなかった。 2巡目となった四回もベッツ、フリーマン、スミスをスイーパー^とカットボールで封じる。5回2死から6番パヘスに四球を与え、続くK・ヘルナンデスにはカウント1―2から内角ツーシームをうまく右前は運ばれ、初安打を許したが、8番ロハスを154キロ直球で右飛に打ち取り、ゼロを並べた。 この日最大のピンチは六回か。1死から1番ベッツに左中間二塁打を浴びる。しかし、フリーマンを内角カットボールで中飛、続くスミスにはカウント1―2から153キロの内角高めツーシームでバットに空を切らせた瞬間、マウンド上でド派手ガッツポーズで雄たけびを上げた。七回は1死からマンシーを113キロのナックルカーブで空振り三振に仕留めると本拠地は大きなどよめき。最後はパヘスを3球三振に斬ると、地元ファンから「ユー!」コールが起こった。 試合はパドレスが初回にタティス、クローネンワースの2者連続本塁打で2点を先制。四回にも1点を追加し、五回にはボガーツにもソロ弾が飛び出し4点をリードした。首痛から復帰後は3登板17連続イニングの快投を続けているダルビッシュにとっては十分の援護だった。
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強力ドジャース打線を抑えての勝利はお見事です。
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