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ドジャースの大谷翔平が28日のメッツとのダブルヘッダー第1試合で5打数無安打に終わった。甘い球を見逃して、難しい球に手を出して引っ掛けるなど精彩を欠いた。9試合、41打席ノーアーチは、開幕戦からドジャース1号が出るまでの40打席より多く、今季ワーストとなった。 ここ5試合は22打数3安打、打率1割3分6厘で、長打は25日の三塁打1本だけ。5月16日の一塁けん制球が直撃し、左太ももを打撲してから、打撃は下降線を辿る。16日終了時点で3割6分あった打率は、3割2分9厘まで落ちた。本人は「スイングにそこまで影響はない。状態が良くないというのはもちろんあると思うし、その中で軸足の影響はそこまでない」というが、本音は分からない。 大谷の持論は「構えで8割5分は決まる」。今は球の見え方も良くないのだろう。好調時は甘く入ったボールを打っているが、今はウィークポイントと言われる内角高めの難しい球に手を出して、カウントを難しくしたり、引っ掛けてアウトになったりしている。 ただ、何かのきっかけで歯車が噛み合い始めれば、大谷は爆発する。昨季もこの時期、不調だったが、月末のホワイトソックス戦で2試合で3発放って復調。大好きな6月に入って月間15本塁打の歴史的な活躍につなげた。 ドジャースはエンゼルスと違って、大谷に頼る打線ではない。今は少し元気がないが、大谷を休ませる戦力がある。ダブルヘッダー第2試合はチームの判断で大谷を休養させる決断をした。本人は出たい気持ちもあったかもしれないが、体調が良くなって感覚があってくれば、再び上場気流に乗るだろう。
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不調から、もうすぐ大爆発でしょう。
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