税理士の名義を借りて無資格で業務を行ったとして、警視庁保安課は税理士法違反の疑いで、東京都杉並区南荻窪の記帳代行会社社長、谷口吉孝容疑者(54)を逮捕。名義を貸した世田谷区の税理士の男(55)も同容疑で書類送検した。谷口容疑者は黙秘し、税理士の男は容疑を認めている。税理士の名義貸しの摘発は警視庁で初めてという。
同課によると、谷口容疑者は平成31年からこの税理士の事務所で、事務員として税理士業務を行い、3年間で約300の顧客の書類を作成し約1億3千万円の報酬を得ていた。税理士の男も約2500万円を受け取っていたという。谷口容疑者は過去にも他の税理士の名義を借りて税理士業務を行い、税務署から厳重注意を受けていた。
谷口容疑者の逮捕容疑は令和3年6~9月、税理士でないのに、3法人から依頼を受けて法人税確定申告書などの電磁的記録6件を作成したとしている。
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氷山の一角でしょう。申告書に署名している税理士を知らない顧客は少なからずいるでしょう。
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