◇セ・リーグ 阪神1-2巨人(2024年5月26日 甲子園)
猛虎のダブルストッパーが今季初めて同時に崩れた。9回にはゲラ、10回には岩崎が失点し、チームは敗戦。試合前の時点で、過去18試合は14勝4分けだった同日登板試合の不敗神話が止まった。
1点リードの9回に登場したゲラは1死走者なしから、4番・岡本和へ不用意に真ん中に投じた初球157キロ直球を仕留められた。4月27日のヤクルト戦で武岡に打たれて以来、11試合ぶりの被弾だった。
10回は岩崎が先頭の小林に中前打を浴びると、立岡の犠打で1死二塁とされ、代打・岸田には右前打を許して一、三塁に。続く1番・丸の中飛で三塁走者に生還され、この1点が決勝点となった。2人が同じ試合でともに失点するのは初めて。試合後、ともに「次は頑張ります」と話し、クラブハウスへと引き揚げた。
開幕から安定感を誇示してきた2人を、岡田監督は「いや、そら打たれるよ。そんな一年間、打たれんことはないわけやからな」と責めなかった。開幕から状況に応じて前後した登板順は、前日の岩崎―ゲラとは逆で、今季12度目のゲラ―岩崎。その理由について「岩崎はちょっとボールいってない(走っていない)、調子悪いな。こないだ(前カード)の広島ぐらいからな。だから今日、(セーブの付く)9回は最初からゲラのつもりやった」と明かした。
試合前の時点で8セーブずつ挙げ、チームをけん引してきた。「ゲラザキ」の零封リレーなくして、首位は守れない。(石崎 祥平)
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岡本と無理に勝負する必要はなかったでしょう。貧打打開のため、打線の入替えも必要でしょう。
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