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兵庫県知事について「パワハラ疑惑・おねだり体質」などと告発し、その後死亡した県の元幹部職員が、疑惑に関する音声データを残していました。今年3月、当時兵庫県の幹部職員だった男性(60)は、斎藤知事のパワハラなどを告発する文書を配布しましたが、県は「核心的な部分は事実でない」として男性を停職3か月の懲戒処分としました。その後、疑惑を調査する百条委員会が議会に設置され、元幹部職員は今週、証人として出頭する予定でしたが、7月7日に死亡しました。 関係者によりますと、元幹部職員が百条委員会で発言する内容をまとめた陳述書や疑惑に関する音声データが残されていたということです。音声データには知事が出張で訪れた地域のワインについて、「私も飲んでみたい」「折を見てお願いします」などと発言した内容が録音されていたといいます。いずれも遺族によって百条委員会に提出されています。
◆「明日の定例会見で聞いていただけたら」
15日、兵庫県の斉藤知事は、3空港懇談会のあと、記者らに対し、短い時間取材に応じました。 自殺した元幹部職員が、生前にデータを残していたことについて聞かれて斎藤知事は、「今日は空港に関する懇談会ですから、ご質問等あれば、明日の定例会見で聞いていただけたら」と、受け止めについて述べませんでした。 その後、斎藤知事は、「あえてひとこと申し上げると、一日一日の仕事をしっかりやっていくのが私の責任だと思っています。」と述べて、会場を後にしました。
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他の県庁職員が、パワハラの事実を暴露すれば、すべて終わるでしょう。
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