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グリズリーズと「エグジビット10」契約
米プロバスケットボール(NBA)のグリズリーズと「エグジビット10」契約に合意したB1リーグ・横浜ビー・コルセアーズ(BC)の河村勇輝が9日、横浜市内で会見を行った。パリ五輪の日本代表にも選出された23歳の若き司令塔。10月に開幕するNBA2024-25シーズンでの本契約を目指す。 河村は球団代表取締役兼GMの白井英介氏とともに会見。NBAの複数球団が興味を示し、先週の数日間でグリズリーズから具体的な問い合わせが届き、今月6日に「エグジビット10」契約の申し出があったという。「夢の実現のために全面的にご協力、ご理解していただいた球団関係者の皆さんに改めて御礼申し上げます。ブースターの皆さん、熱い応援ありがとうございます。必ず、日々精進して頑張っていきたい」とコメントした。 複数球団からの興味等に関しては「小柄な僕に複数のオファーをしていただいたことが何より嬉しく、驚いた部分もあった」と話し、グリズリーズに決めた理由については「一番熱意があって、ジェイコブ・ギリヤード選手のような選手になってほしいと具体的な話もあり、ビジョンが見えた」と、自身と同じく小柄なギリヤードの名前を出して説明した。 渡邊雄太がかつて所属した球団。渡邊からも話を聞いていたと明かした河村は「グリズリーズだけじゃなく、NBAは本当に厳しい世界だと聞いている。しっかりした覚悟をもってプレーしたい」と話した。「雄太さんから直接アドバイスをいただいたことはそう多くない。それより環境面、そういった話の方が多かったが、とにかく覚悟をもって戦い抜けなければ、世界最高峰のリーグでは戦えないと記事だったり、雄太さんの言葉からよく聞くので、その気持ちは忘れず戦っていければと思う」と話した。 172センチ。NBAでは極めて小柄になる。「NBAのコートに立つことが一番の目標。キャンプでしっかりアピールする、ツーウェー契約だったり、いろんなことが想定されると思うけれど、無保証で、覚悟をもって戦い抜かなければならないと自分が一番わかっている。より一層、努力し、日々精進していければ」と意気込みを語った。 パリ五輪代表内定メンバー12人にも名を連ねている。7日の韓国との強化試合にも先発し、17得点9リバウンドで88-80の勝利に貢献した。試合前には、グリズリーズと「エグジビット10」契約に合意したことが所属する横浜BCから発表された。契約締結は9月の予定。その後は渡米してトレーニングキャンプに参加、10月に開幕する24-25シーズンでの本契約を目指す。 同契約は無保証による最低年俸での契約で、開幕までにツーウェー契約に切り替え可能。開幕前に契約解除された場合でも傘下のGリーグ球団と契約できる。日本人選手では、19年に馬場雄大がマーベリックスと、20年に渡邊がラプターズと同契約を締結。渡邊はツーウェー契約を経てNBA本契約を手にした。5日には日本代表の富永啓生も同契約でペイサーズと合意したことが発表されたばかりだ。 ■河村勇輝(かわむら・ゆうき) 2001年5月2日、山口県生まれの23歳。福岡第一高でウインターカップ2連覇を達成。高校在学中の20年1月に特別指定選手としてB1リーグの三遠ネオフェニックスに入団。名門・東海大に進学後、同年12月に横浜BCに特別指定選手として加入した。大学2年時に関東大学リーグ優勝、インカレ準優勝に貢献したが、22年3月には大学を中退し、横浜BCとプロ契約を締結。初年度の2022-23シーズンからMVP、新人王、アシスト王など史上最多の6冠を達成。23年6月には横浜BCと3年契約を発表した。昨夏のワールドカップ(W杯)では日本の48年ぶりの自力での五輪出場権獲得に貢献。パリ五輪出場メンバー12人にも選出された。172センチ、75キロ。
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無保証の最低年俸は、NBAせこいでしょう。身長が低いのはどうなんでしょうか。
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