[ワルシャワ/キ―ウ 8日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、ロシアがウクライナ全土に対するミサイル攻撃を実施し、首都キーウ(キエフ)の小児病院などが被害を受けたことについて、報復すると表明した。
ロシアによるこの日の攻撃でウクライナ全土で少なくとも29人が死亡した。
ゼレンスキー氏はポーランドとの安全保障協定に調印するためワルシャワを訪問中。ポーランドのトゥスク首相との共同記者会見で、ウクライナの同盟国に断固たる対応を取るよう呼びかけた。
その上で「われわれは報復する。ロシアに対し確実に強力な対応策を講じる」とし、同盟国から供給された武器で攻撃が行われているロシア国内の拠点を攻撃できるようにしたいと語った。
また、ロシアによる攻撃に関連し、国連安全保障理事会の緊急会合の開催を要請していることも明らかにした。
トゥスク首相は、北大西洋条約機構(NATO)域内に向けて発射されたロシアのミサイルがウクライナ上空にある間に撃墜する案をポーランドは否定しないと表明。「こうした対応にはNATOの共同責任が求められるため、加盟国の明確な協力が必要になる。ポーランドはこれに前向きだ」と述べた。
ウクライナと2国間の安全保障協定を結ぶのはポーランドが21カ国目。これまでに米英仏独などが締結している。
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小児病院へのミサイル攻撃は、許されない犯罪でしょう。
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