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「内閣広報官隠し」「東北新社隠し」の意図がミエミエだ。長男が絡む違法接待問題が直撃している菅首相は26日、緊急事態宣言の6府県先行解除を決定したにもかかわらず、会見を拒否。官邸でのぶら下がり取材でお茶を濁そうとしたが、イライラを隠せず、長男がアキレス腱であることを露呈。疑惑はますます深まっている。 総務省に接待攻勢をかけていた東北新社は26日、「総務省職員の処分という重大な事態を招き、関係者に深くおわび申し上げる」として関係者を処分。2019年11月に山田真貴子内閣広報官(当時は総務審議官)を招き、単価7万円超えの「社長就任パーティー」を催した二宮清隆社長が引責辞任。三上義之氏と木田由紀夫氏も執行役員を解任された。 そして、菅首相長男の菅正剛氏も懲戒処分とし、メディア事業部趣味・エンタメコミュニティ統括部長を解任し、人事部付に。ハイビジョンに対応していないのに、他社を押しのけて認定された子会社の囲碁将棋チャンネルの取締役も辞任した。ただ東北新社は「多くは木田氏にしたがって参加していた」と従属的立場だったと強調。“温情”をにじませた。 「総務省が幹部ら11人に減給などの処分を下したのとバランスを取ったのでしょう。もっとも、社長辞任といっても、形式的なもの。二宮氏は創業者の植村伴次郎氏(故人)の娘婿で、オーナー一族のひとり。夫人は大株主で、夫妻の持ち株比率は10%を上回る。経営への影響力は変わらないでしょう」(放送業界関係者) 東証ジャスダックに上場する同社株は下落傾向で、株価対策の側面も否めないが、菅首相への影響を計算した絶妙なタイミングでもある。 ■会見拒否の菅首相は質問にブチ切れ ぶら下がりでの菅首相は出だしこそ穏やかだったものの、進行を務める広報官不在が次第に裏目に。 「高額接待を受けた山田内閣広報官の問題が影響したのですか」などと会見拒否の理由を矢継ぎ早に何度も問われ、「全く関係ありません」「こうして『ぶら下がり会見』をやってる」とイキリ立ち、しまいには「同じような質問ばっかり」とブチ切れた。「完全に別人格」とする長男の処分については「私は承知していない。会社としてのケジメだと思う」とぶぜんとした表情だった。 「こういうことだけは手際良く幕引きを図るつもりが、菅首相はどんどんボロを出してしまっている。官邸記者クラブも山田氏が広報官では会見が成立しないと通告する気概を見せてほしいものです」(政治ジャーナリストの角谷浩一氏) 何もかも泥縄だ。
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総務省の役人が高額接待を受けて、菅首相の長男が勤務する一企業に衛星放送事業の許認可で有利な取計いをしていたということでしょうか。国民のためではなく、お友だちのために働く内閣でしょうか。
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