◇ア・リーグ エンゼルス3―6レンジャーズ(2023年6月14日 アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手(28)が14日(日本時間15日)、敵地アーリントンでのレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場。9回の第5打席に2試合ぶりの本塁打となるリーグトップの21号2ランを放った。また、4試合連続マルチ安打もマークし、打率は・299となった。チームは3―6で敗れて、連勝は3でストップ。同地区首位のレ軍とのゲーム差は5・5に広がった。
5点を追う9回2死二塁の第5打席で、レ軍のクローザーのスミスから左中間に完ぺきな当たりの21号2ラン。飛距離は453フィート(約138・1メートル)、打球速度は116・1マイル(約186・8キロ)、打球角度は26度。12日(同13日)のレンジャーズ戦の19号同点ソロ、20号決勝2ラン以来2試合ぶりの本塁打で、ア・リーグの本塁打争いで2位のジャッジ(ヤンキース)に2本差とした。また、ジャッジが規定打席数を割ったため、OPS・987はリーグ1位に浮上。11日(同12日)のマリナーズ戦から続く連続試合マルチ安打は「4」に伸びた。
初回1死の第1打席は、レ軍先発で元同僚の左腕ヒーニーと対戦し、1球もスイングせずフルカウントから四球を選んで、12日(同13日)のレンジャーズ戦の最終打席から7打席連続出塁。3回1死の第2打席は2ボール2ストライクから外角の直球に見逃し三振で、連続打席出塁は「7」でストップしたが、4回2死一塁の第3打席でフルカウントから外角球を逆らわずに左前打し、3日(同4日)のアストロズ戦から続く連続試合安打を今季自己最長の「11」に伸ばした。7回無死の第4打席は右腕スボーズと対戦して二ゴロだった。
この日は4打数2安打2打点で、6月は52打数22安打で打率・423、6本塁打、14打点と絶好調。通算の打撃成績は、68試合で264打数79安打、21本塁打、52打点、打率・299、10盗塁、投手成績は13試合で5勝2敗、防御率3・32となった。
試合前には、あす15日(同16日)の先発登板に備えてブルペンで38球の投球練習。変化球を交え淡々と6割程度の力で投げ込んだ。レ軍戦の通算成績は7試合に先発し3勝2敗、防御率4・06。5月15日以来の6勝目を目指すマウンドになる。フィル・ネビン監督は、早くも次々戦の登板を21日(同22日)の本拠地ドジャース戦の予定だと発表した。
***************************************************************
キング独走は素晴らしい。
0 件のコメント:
コメントを投稿