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「西武4-2阪神」(1日、ベルーナドーム) セ・首位の阪神がパ・5位の西武に連敗を喫した。5月9~11日ヤクルト戦以来、6カードぶり負け越し決定。岡田監督は痛恨の敗戦に試合後、「そらお前、ズルズルいきそうな負けやで」と危機感を募らせた。 試合は二回、先頭の大山が右中間を破る二塁打でチャンスメーク。佐藤輝の四球後、「6番・DH」に入った渡辺諒が三遊間を破り、幸先よく先制点を奪った。だが、続く無死一、二塁のチャンスで森下、木浪、坂本と下位打線が凡退した。 深刻なのは3番・ノイジー。三回、無死一塁で右飛に倒れると、五回は2死二塁で右飛。八回も無死一塁で右飛と4打数無安打に終わった。 守備ではフェンス際の打球を好捕するなどしたが、指揮官は「勝手に打っとるやろ。初球でもなあ。くそボール。ボールばっかりもう、なんぼ言うてもあかんなあ。おーん。あそこで(打線が)切れてしまうから。そら、もう線にならんもんな」と苦言。今後の起用についても言及し「3番はノイジーしかいない?そんなことないよ。ほかいてるよ。何でよそんなの。打てへんならいつまでも使わへんよ。そら考えるよ、そら」と怒りは収まらなかった。 岡田監督は5月31日の敗戦後、「明日勝たなあかんわな」と必勝を誓っていたが、下位チーム相手に痛い連敗を喫した。「ただ単の負けじゃないよな。簡単に考えとったら、そんなもんズルズルいってしまうよ。これは。どのくらいな、そういう危機感を持つかやろなあ」と指摘。 12球団で唯一、今季3連敗がないチーム。2日からは本拠地・甲子園に戻って、ロッテとセ・パの首位対決3連戦に挑むが「明日からも負けるかもわからへんやんか。そんなもん、お前、安易な考えで。そら絶対に止めなあかんわけやから。止めるためにはどうするかいうことやろ」と、まずは連敗ストップに全力を注ぐ考えだ。 試合後、岡田監督の主な一問一答 -先発投手(宮川)のところで崩したかった 「いや、そら、つながらんもん。そら。きのうもそうやけど」 -いいときは、ああいうフォアボールを生かして 「そう。もっとなあ。つながったりなあ。まあヒットも5本、6本なあ。この3試合そんなんやしな」 -佐藤輝の状態が気になりますが 「いやいや、あんなもんやろう。まだマシやんか、ノイジーに比べたら。うーん」 -渡辺諒はパの経験を買って? 「いやいや、だから、DHは初めてやから様子見でな、そら。今日は前川行けんやろ、そら。他の選手の都合もあるから。そういうことやんか、別に、誰が適してるとか分かれへんわけやから。まあ、一番パ・リーグ知っとる、最初からなあ、この3連戦1回ぐらいなあ、行こう思とったよ、そら」 -彼はチャンスをもらった時に。 「いやいや、いい仕事してるやんか、なあ」 -森下も2本打った。 「まあ、だから、ポジション的にもライトとそないしてDHあるけど、2つのポジションが空いてるわけやから、まあ森下も昨日、おとといとなあ、そういうの見とって、今日ちゃんとな、結果出てるわけやから、別にそれでええんちゃう? 森下で。じゃ、森下使うになるやんか。別に」 -今日の負け方は嫌な負け方 「いやあ、今日の負け方はあれやなあ。自滅やろ。もう初回から伊藤(将)も悪かったよなあ。『どうなってるの』て言ってたけど、ピッチングコーチと」
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何度か得点チャンスありも、打てないと負けるでしょう。
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