厚生労働省の中央最低賃金審議会の小委員会は28日、最低賃金(時給)を全国加重平均で41円(4・3%)引き上げて1002円とする目安をまとめた。過去最大の引き上げ額となり、政府目標でもあった1千円を超えた。歴史的な物価高で家計が厳しくなっていることを重視した。
目安は47都道府県を経済情勢に応じて分けたA~Cのランクごとに示し、今回は41~39円だった。これを参考に各都道府県が実際の引き上げ額を決め、秋に改定する。現在は最も高い東京都が1072円、最も低い東北、四国、九州、沖縄の10県が853円だ。
全国加重平均の最低賃金は現在961円。コロナ禍の影響を強く受けた2020年を除き、近年は3%程度の引き上げが続いてきた。昨年は過去最大の31円(3・3%)引き上げたが、今年はそれを更新した。(三浦惇平)
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もっと大幅な引き上げが必要も、中小企業の倒産が増えるでしょう。
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