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◇ア・リーグ エンゼルス1ー6ブルージェイズ(2023年7月29日 トロント) エンゼルスの大谷翔平投手(29)が29日(日本時間30日)、敵地・トロントでのブルージェイズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。徹底的に勝負を避けられる形となり、チームは連敗となった。2打数1安打、2四球1死球で打率は・302となった。 投手との真剣勝負すらも遠い状況だった。初回1死、ブルージェイズ・マノアの投じたスライダーが、ワンバウンドで左足首を直撃。球場がどよめく中、大谷は少し笑顔を浮かべながら一塁へ小走りで向かった。 0-0の3回には先頭打者として、右中間二塁打で出塁。得点には結びつかなかったが、打線を力強くけん引した。しかし打てば打つほど、勝負からは遠ざかる。0-0の5回1死二塁、申告敬遠で一塁へ。リーグ単独トップ63個目の四球。敵地にもかかわらず、一部からはブーイングも沸き起こった。 徹底的に勝負を避けられる形となった。1-2の6回2死一、三塁では一塁に走者がいる状況にも関わらず、この日2個目の申告敬遠。今季初の1試合2敬遠。大谷は表情を一つ変えることなく、淡々と一塁へと歩いた。2死満塁、次打者のモニアクは空振り三振に倒れて無得点。打線がかみ合うこともなく、9回無死一塁からの第5打席は見逃し三振に倒れた。 前日28日の試合では初回1死からの第1打席で日米通じて自身初の3打席連続本塁打を記録。その後も安打を放つなど、打線をけん引したが「両脚のふくらはぎのけいれん」のため、1-4の9回1死満塁の場面で代打を送られ、途中交代していた。 前々日から続き、2試合連続の「けいれん」による途中交代。状態が心配されたが、この日の試合にはフル出場を果たした。大谷の状態に問題がないことが試合の中で確認できたことだけが収穫だった。
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チャンスで打てず、投手・捕手が抑えられず、大谷が申告敬遠では勝てない。
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