阪神・岡田彰布監督(65)が3日、佐藤輝明内野手(24)に1軍再昇格後のレギュラー死守を厳命した。7日のヤクルト戦(甲子園)で1軍に合流させる見通しを明かしたが「今度上がってきて、(相手先発が)左ピッチャーやから外すとかは、もうアカンからな」と残りのシーズン完走をノルマに課した。
佐藤輝は今季、9本塁打、38打点がチーム2位ながら、打率は2割2分9厘。とくに6月は打率1割7分9厘、1本塁打と低迷し、同25日に登録抹消された。2軍では練習試合を含む6試合で打率3割6分4厘。ただ、岡田監督は数字に興味はない。「ファームのピッチャーやったら打つやろ。普通にやったら。打つ、打たんより、打席の内容。そういう姿やな」。2年ぶりの2軍落ちに発奮しての変化を期待する。
首位に立つが、岡田監督は「なかなかベストなメンバーがそろっていないんで、オールスター明けを目指して。それまでは何とか貯金を減らさずに」と、7日からの球宴前ラスト9試合をチーム再構築の期間と定める。同じく不調で2軍落ちしている今季開幕投手の青柳も9日のヤクルト戦で復帰予定で、すべて主催試合(倉敷1試合)の9試合が投打の再試験の場。ここで佐藤輝は不動の5番となれるか。2軍降格前と変わらなければ、岡田監督は後半戦の構想を再考することになりそうだ。(宮崎 尚行)
**************************************************************
青柳、サトテルの復調で、チーム再構築できるでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿