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◇ア・リーグ エンゼルス1ー4ブルージェイズ(2023年7月28日 トロント) エンゼルスの大谷翔平投手(29)は28日(日本時間29日)、敵地で行われたブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発出場。初回に先制の39号ソロを放つなど4打数2安打で2戦連続マルチ安打をマークし、打率を・301とした。9回に代打を送られ、2戦連続で途中交代した。チームはブルージェイズに1-4で逆転負けを喫し、連勝は4で止まった。 第1打席は初回、相手先発のエース右腕・ガウスマンが投じた初球、内寄りの直球をとらえて右翼席へ叩き込んだ。両リーグ通じて本塁打トップを独走する103・5マイル(約166・5メートル)、397フィート(約121メートル)の一撃に、敵地はどよめきが起きた。2試合をまたいでの3打席連発は日米通じて初。第2打席は空振り三振だった。 6回1死から迎えた第3打席では、第2打席で三振した外角低めのチェンジアップをうまく拾い、軽打のような当たりで逆方向となる左前へ安打とした。一塁に進むと、ブルージェイズ・ゲレロと肩を寄せ合って笑顔で挨拶する一幕もあった。第4打席は遊ゴロだった。 9回、1死満塁から第5打席を迎える前にステファニックがネクストで待機。そのまま代打で出場し、大谷は退いた。 チームは大谷の先制ソロ以降、ガウスマンを攻略しきれず追加点を挙げられなかった。7回には無死満塁のチャンスを作ったが無得点に倒れたのも痛かった。 試合後、ネビン監督は取材に応じ、大谷の途中交代は両足がけいれんしたことによるものと明かした。検査を受けるといい、指揮官は明日の試合出場について「様子を見る。明日再評価する予定」とした。負傷者リスト(IL)入りの可能性について「それは考えていない」と述べた。 前日27日(同28日)は、敵地デトロイトで行われたタイガースとのダブルヘッダー第1試合で111球を投げ、メジャー初完封。その45分後の第2試合に「2番・DH」で先発出場し、2回の第2打席で3試合ぶりとなる左越え37号2ラン、4回の第3打席で右中間へ38号ソロと2打席連発を放つ、離れ技を見せた。 一方、38号を放ったスイングの直後に左手で左腰、脇腹付近を押さえ、表情をゆがめる仕草も。その後、4打席目の7回の先頭打者で代打を送られ途中交代していた。
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疲労蓄積でしょう。
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