(ブルームバーグ): 岸田文雄内閣支持率の下落が続いている。朝日新聞が17日に報じた世論調査では前回6月調査から5ポイント下落の37%となり、4月調査以来の30%台に落ち込んだ。下落は2カ月連続。不支持率は4ポイント上昇の50%になった。
マイナンバー制度を巡るトラブルが続いていることや、少子化対策への評価が影響しているとしている。マイナンバーを巡る内閣の対応を「評価しない」が68%、「評価する」が25%だった。
同内閣の少子化対策への取り組みは「評価する」が33%にとどまり、「評価しない」が65%。前回調査ではそれぞれ44%、54%だった。調査は全国の有権者を対象に15・16日に固定電話と携帯電話に調査員が電話をかけるRDD方式で行われ、計939人の有効回答を得た。
共同通信が14日から3日間実施した全国電話世論調査でも内閣支持率が6月調査から続落。6.5ポイント下落し34.3%となった。同内閣過去最低である昨年11・12両月の33.1%に近づいている。不支持率は7.0ポイント増の48.6%だった。
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