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米大リーグ機構(MLB)は2日(日本時間3日)、オールスター戦(11日、シアトル)に出場する投手と控え選手を発表。すでにファン投票でア・リーグ最多得票による指名打者で先発出場が決まっているエンゼルスの大谷翔平が「投手部門」でも選され、3年連続の投打選出を決めた。昨季は後半戦開幕投手に専念するため、登板を辞退した右腕が2年ぶり、史上2度目の球宴二刀流出場を実現させるのか注目される。 大谷が3年連続となる「指名打者」と「投手」の同時選出の快挙を成し遂げた。今季はここまで16試合に投打同時出場し、投手としては7勝3敗、ア・リーグ7位の防御率3・02、同2位の127奪三振、両リーグ1位の被打率・180をマークしている。 注目の選手間投票では、ア・リーグの「先発投手部門」で5位にあたる121票を獲得。最多はイオバルディ(レンジャーズ)の182票でマクラナハン(レイズ)の170票、コール(ヤンキース)の151票、グレイ(ツインズ)の122票が続いた。ファン投票による出場を決めている「指名打者部門」は484票を獲得。84票で2位だったルーカー(アスレチックス)の6倍の支持を集めた。 2年前は「1番・投手兼指名打者」で先発のマウンドに立ち、史上初の投打同時出場を果たしたが、MLB事務局の推薦で選出された昨年は後半戦開幕投手に備えるために登板を辞退。会見では「自分よりふさわしい投手はいる」と自身よりも好成績の投手への敬意も見せた。 今季もア・リーグには両リーグ最多11勝のマクラナハンや、10勝&防御率2・64のイオバルディ、最多146奪三振のゴーズマン(ブルージェイズ)らが大谷をしのぐ成績を残している。注目される大谷の先発登板についてネビン監督は「私が決めることではないので分からない。話し合って決めるだろう。ショウヘイ次第だ」と自身に決定権がないことを強調しながらも容認の姿勢。さらに「指名打者で打席に立った後に投げることになれば、普段とは異なるルーティンになるが、3月のWBCの時にも言ったが、彼がやりたいことをサポートしていく」とも話し、WBC決勝の米国戦に打者で出場しながら九回に抑えとして登板し、侍ジャパンを優勝に導いた経験を踏まえての球宴リリーフにも理解を示した。
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二刀流を見たいも、チームのためにはDHのみでしょうか。
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