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◇野球・ソフトボール2028年ロサンゼルス五輪で復活正式決定 国際オリンピック委員会(IOC)は16日、インドのムンバイで総会を開き、2028年ロサンゼルス五輪の追加競技として大会組織委員会から提案された5競技を一括承認した。野球とソフトボールは2大会ぶりの復帰となった。 野球競技の五輪復帰は日本球界の悲願だった。IOCに対しての窓口である全日本野球協会の山中正竹会長は「世界の関係者が心を一つにして精力的な活動を続けてきた努力が実を結んだ。大変うれしく思う」と喜びのコメントを口にした。 日本が金メダルを獲得した21年東京五輪以来の復帰。侍ジャパンと米国が決勝で対戦した、今年3月のWBCの日米での盛り上がりも追い風になったという。既に世界野球ソフトボール連盟のリカルド・フラッカリ会長は、大リーグ機構(MLB)と選手会の両者からトップ選手の参加を確約する文書を受け取ったと明言。この日の総会でも関係者が確約を得ている点をプレゼンするシーンがあった。実現すればエンゼルス・大谷ら日本人大リーガーの侍ジャパン選出も可能になる。 山中会長は「大谷選手が参加するのかはこれからの話」と慎重ながら、「全ての最強のメンバーで最強のチームを編成したい。東京五輪を再現できるような最強の侍ジャパンにご期待いただきたい」と明言。「侍ドリームチーム」結成に向けてNPBなど関係各所と協議を重ねる。大会の大枠は不透明だが、6チーム参加ならアジア枠は多くても2つまで。韓国、台湾などが相手の決して簡単ではないアジア予選は、27年のプレミア12が兼ねる見込みだ。「この予選は大変な難関になる」と表情を引き締めた。 NBAは、92年バルセロナ五輪でマイケル・ジョーダンらトップ選手によるドリームチームを結成。世界的な人気拡大につなげた。日本では野球人口の減少が顕著。そのバルセロナ五輪で野球日本代表監督を務めた山中会長は「日本は五輪への関心が非常に高い。WBCのようにいい成績、いい野球をお見せして(32年五輪の)ブリスベンにつなげていくことが野球界の大きな使命」と強調した。5年後、ドリームチームによる2大会連続金メダルを、そのさらに先へとつなげていきたい。(鈴木 勝巳)
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ドリームチームは楽しみも、5年後の大谷選手は活躍できるでしょうか。
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