来季プロ17年目を迎える巨人・中田翔内野手(34)が、今オフに海外FA権を行使する可能性が4日、浮上した。昨オフに巨人と3年契約を結んだが、関係者によると選手側が1年ごとに契約の見直しや破棄ができるオプトアウトの条項がついていることが判明。残留も一つの選択肢として、国内球団への移籍を熟考していくことになりそうだ。
今季は92試合に出場して打率2割5分5厘、15本塁打、37打点。開幕から主に5番打者として攻撃陣をけん引していたが、オールスター明けから徐々にスタメン出場の機会が減り、後半戦は代打が増えた。さらに、9月に入ると坂本が遊撃から三塁に回り、それに伴って岡本和が一塁に定着。出場機会が激減し、シーズン最終盤は2軍で過ごした。
常々「もうこの先の野球人生はそんな長くない。悔いのないようにやりたい」と話している中田翔。出場機会を求め、移籍を目指す可能性は十分にある。日本ハム時代の2021年に不祥事を起こし、同年シーズン中に無償トレードで巨人に加入。活躍の場を与えてくれた恩義もある。残留することも含め家族など周囲とも相談し、答えを出していくことになるもようだ。
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必要とする球団に移籍もありでしょう。
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