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10月25日の参院本会議。自民党の世耕弘成参院幹事長は、代表質問で「総理の決断と言葉に弱さを感じる」などと、岸田首相を強く批判した。 「支持率が向上しない最大の原因は、国民が期待するリーダーとしての姿が示せていないということに尽きるのではないでしょうか。残念ながら、現状において岸田総理の決断と言葉についてはいくばくかの弱さを感じざるを得ません」 しかし、ネットニュースのコメント欄には、《与党の幹事長が代表質問で総理に苦言って(笑)もうメチャクチャだな》《そう批判している世耕さんに期待を持っている人がいるのかな》と失笑ぎみの書き込みも目立つなど反応はイマイチ――。 そんな世耕氏の発言に、このところ注目が集まっているのだが、なにか言えば炎上する状態になっている。 10月22日には、大分市内での会合で、「所得税減税は来年夏のボーナスぐらいに間に合うようにする。『手取りが増えたな』『減税になったな』とわかるような対策をとっていく」と語ったところ、SNSでは、たちまちスピード感のなさに呆れる声が殺到した。 そして24日の会見では、議論が進む所得税減税について「所得制限をかけるべき」とぶち上げたが、これに対しても、SNSで批判の声があふれることになった。 「政府の還元策として、所得減税は1人4万円、非課税世帯には7万円給付する案が浮上していますが、世耕氏は『高所得者に2万円とか3万円減税しても効果がない。(国民)全員に減税というのはあまりありえない』としたうえで、『年収600万円くらいまでは対象にしてもよい』としました。 600万円で線引きした理由は明らかではありませんが、岸田首相が所信表明演説で『税収増分の一部を “公正” かつ適正に還元』としているにもかかわらず、あえて “公正な還元” を否定するわけですから、よほど国民への還元を妨害したいのでしょう(笑)」(政治担当記者) ニュースサイトのコメント欄には、 《年間4万円減税など焼け石に水ではなく雫です。手取りが月3333円増えたところでガソリン満タンもできません。世耕がここまで役立たずだとは思わなかった》 《年収600万円を1円でも超えると貰えなくなり、それ以下なら貰えるというのは極めて不公平だろう》 《所得制限つけて、不公平を与えるばかりか、その分別のために無駄なコスト設けるくらいなら、食料品、生鮮食品の消費税を下げてほしい》 など批判的なコメントが並んだ。また、「X」には 《しょぼい減税なのに、せこい。本当に自民党政治家って仕事してる振りが好きだね》 《世耕氏には頑張って頂きたかったが・・・減税で所得制限をつけるとか何ともセコいやり方を考える人だなと》 《セコい世耕。こいつが所得制限メガネ》 など「世耕氏はセコい」といった意見も――国民はいつまでがっかりさせられるのだろうか。
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早期の物価高対策が必要も、来年の年4万円の減税はあまりにしょぼい。
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