10月4日、ホンダはマルク・マルケスとの契約を早期終了することで合意したと発表。マルケスは2023年限りでホンダを離れることになった。
マルケスは2013年にレプソル・ホンダからMotoGPクラスへと昇格。注目の新人だったマルケスは、ルーキーイヤーから高いパフォーマンスを発揮し、史上最年少でロードレース世界選手権の最高峰クラスのタイトルを獲得し世間を驚かせた。
以降、彼はMotoGPクラスの中心選手として、バレンティーノ・ロッシやホルヘ・ロレンソ、ダニ・ペドロサ、アンドレア・ドヴィツィオーゾなどと激しく競い合い、2019年までに6度のタイトルを獲得した。
しかしマルケスは2020年の開幕戦で激しい転倒を喫すると、右腕骨折の怪我を負ってしまった。それをきっかけとして長期欠場も強いられ、肉体面で2022年シーズンまで非常に厳しい状況に置かれていた。
2023年シーズンは久しぶりに肉体面での心配がなくなったマルケスだったが、ホンダはマルケスが負傷で苦しんでいる間に、他メーカーから差を広げられ、かなり苦しい状況に陥ってしまっていた。
苦しい戦いが続くマルケスには、今季前半戦の段階からホンダとの間で結んだ2024年までの契約を早期解除して、他チームへ移籍するのではないかという噂が立つようになった。
彼は日本GPまでには決断を下すことになると話していたが、グランプリ中にはホンダとの契約に関してニュースはなかった。ただ日本GP終了後の4日、HRCが双方合意の元、契約の早期終了に合意したことが発表された。
HRCは「両当事者がそれぞれの目標を最大限に達成するためには、将来的に他の道を追うことが最善の利益であることに同意した」と記している。
彼らは発表の最後を「マルク・マルケスの今後の活躍を祈っている」と結んだ。
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マルケス移籍は残念も、ホンダは奮起して、勝てるバイクを作ってもらいたい。
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