民間調査会社のブランド総合研究所(東京)が実施した2023年の「地域ブランド調査」が14日発表され、都道府県魅力度ランキングで茨城県は47位となり、2年ぶりに最下位に転落した。
調査は2009年に始まり、茨城県は20年(42位)と12、22年(いずれも46位)を除き、昨年までの14回中11回で最下位だった。
今年の調査結果によると、茨城県の魅力度は前年比0・2ポイント増の13・7点。同社は項目別で観光の点数が低かったとして「特に西日本に観光面の魅力が伝わっていない」としている。
都道府県別の魅力度は15年連続で北海道がトップ。次いで京都府、沖縄県、東京都と続いた。上位8都道府県は昨年から順位に変動はなかった。昨年最下位だった佐賀県は茨城県と入れ替わり46位だった。
市区町村の魅力度ランキングは昨年と同じく1位が北海道札幌市、2位が京都府京都市、3位が北海道函館市だった。上位25位までに茨城県の市町村は入らなかった。
茨城県の魅力度向上について、同社の田中章雄社長は「茨城の観光全体を引っ張るブランドシンボルを作ることが重要」と話した。
調査は6~7月、47都道府県と1000市区町村を対象にインターネットで各地域に対する認知や居住意欲など全89項目を質問し、魅力度として数値化。20~70代の3万4117人から有効回答を得た。
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中途半端な順位よりも、最下位がBESTでしょう。
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