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2015年3月29日日曜日

イエメンを知ると、なんとなく中東問題が理解できる

 イエメンで、反体制派(シーア派)の攻勢が続き、サウジアラビアなどが空爆を行っている。

 イエメンの国民の5割強がイスラム教スンニ派で、4割はイスラム教シーア派。
 スンニ派とシーア派の宗教対立・民族対立で内戦状態になっている。

 2011年のアラブの春で、シーア派のサレハ大統領が退陣する。
 サレハ退陣後は、スンニ派が支持するハディ暫定大統領が誕生。

 今年の1月にシーア派の過激組織がクーデターを起こして、政権崩壊。
 反体制派(シーア派)が攻勢に出ている。

 これに対して、ハディ暫定大統領の要請により、サウジアラビアなどのスンニ派のアラブ諸国が空爆を行っている。

 イスラム教の約9割がスンニ派で、スンニ派の過激派組織がイスラム国。
 イスラム国と戦闘しているのはイラクのシーア派。 
 

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