志願の3連投が勝利を呼んだ。日本ハムの中継ぎエース・宮西尚生投手(35)が、2ー2の八回から3番手で登板。1死から代打・ジョーンズに安打を許したが、続く中川を注文通りの二ゴロ併殺打に仕留めた。
九回に味方が勝ち越し、今季初白星をマーク。「ソフトバンク戦でぼくがミスして勝てなくて、かなり責任を感じていた。きょうも投げたい。3連投でも結果を出せてよかったです」とほっとした表情を見せた。
8日のソフトバンク戦では、逆転を許して今季初黒星。「久しぶりに寝られなかった。腹が立って悔しかった」と敗戦の責任を背負った。翌9日は今季初の連投で、チームの連敗ストップに貢献。3連投となるこの日も、試合前から首脳陣に即答で「行きます」と申し出ていた。
固い絆で結ばれた、栗山監督へ恩返しができた。調子が上がらずに苦しんだ2015年。救援失敗が続いても、指揮官は信頼して起用してくれた。
自ら監督室に足を運ぶと「ミヤ(宮西)でやってきたし、やられたらしかたない。投げてくれればいい」と声を掛けられた。「常に監督のためにやってやろうという気持ちがすごくある」。栗山監督の言葉はいまでも大きな支えとなっている。
同一カード3連勝がかかるきょう11日に向けて、4連投も辞さない覚悟だ。「スギちゃん(杉浦)の3連投も未知数。体がガラスの方程式だから。でも行けと言われたら行くし、気持ちは切らない」とニヤリ。日本ハムの誇る鉄腕リリーバーは、どんな場面でもチームのために腕を振る。
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安定感がある加藤で3連勝でしょう。
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