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◆パ・リーグ 日本ハム1―4楽天(18日・東京ドーム) 新人王の有力候補が、盤石の投球を披露した。早川がプロ最長の8回を6安打1失点で自身3試合ぶりの白星。新人王争いのライバルと目されるオリックス・宮城に並ぶ2勝目を挙げ、「まずは先頭打者を集中して抑えたことが勝ちに結びついたかなと思う」と充実感を漂わせた。 初回、近藤に先制ソロを浴びたが、動じなかった。最速149キロの直球にはキレがあり、無四球と安定感も抜群。「四球を出していい場面でも厳しいところを攻められた。(捕手の)太田さんから『テンポの良さは生命線になってくる』と言われ、さらにテンポ良くやっていけた」。先頭に出塁を許したのも2回のみで、2回以降は三塁を踏ませなかった。 この日の舞台となった東京ドームは、初めて野球観戦をした思い出の地だ。小学3年時の08年3月。巨人対アスレチックスに家族と足を運んだ。当時高卒2年目の坂本が3安打を放ち「『坂本選手はすごいんだな』と思った印象がすごくある」と右翼席で目を奪われた。マウンドを初めて踏んだ3月21日の巨人とのオープン戦は5回途中5失点だったが、この日は見違える内容で少年少女の視線を独占した。 前日(17日)には田中将が復帰後初登板。「実戦を1か月離れた中でしっかり試合をまとめるあたりはキャリア、経験の違いもですし、すごいなと思った」。日米通算177勝を挙げている大先輩の投球に感銘を受け、この日に臨んだ。 チームは3カードぶりの勝ち越しで同率首位に浮上。石井監督は「遠くを見ても僕は視力があまり良くないので、近いところを見て頑張りたい」とおどけた。「1勝ずつ重ね、優勝につながっていければ。これからも全力を尽くして腕を振っていきたい」と早川。黄金左腕の存在感は増すばかりだ。(田中 哲)
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なぜ打てない。
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