パリ五輪スポーツクライミング複合女子の決勝で、森秋彩(20=茨城県連盟)が身長差によって結果が大きく左右する課題を攻略できず0点に終わったことが世界的に論争を広げる中で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴を求める声が高まっている。
優勝候補の一角だった森はボルダーの第1課題で、身長が影響する課題に苦しみ、まさかの0点。この設定が大きく影響し、リードで快進撃を見せたものの惜しくも4位に終わって悲願のメダルを逃した。
この事態を受けて英紙「デイリー・メール」が「オリンピックのクライミングスターは、身長が壁まで届かなかったため、競技を始めることすらできず、ファンは彼女が『いじめられた』と主張している」と問題提起する、世界中で今回の課題設定をめぐって議論が沸騰。身長が高い欧米勢に有利との指摘が相次ぎ、波紋を広げている。
そうした中で、論争を決着させるために提訴を求める声が出ている。
SNS上では「CAS(スポーツ仲裁裁判所)に申し出るのはいかがでしょうか。国際オリンピック委員会(IOC)によって設立された仲裁機関で、スポーツに関連するトラブルを国の裁判所ではなくスポーツ界の当事者間で解決を目指しています」「あと数センチと言う微妙な設定なので、どう見ても森選手狙い撃ちでしょう。スタートラインにすら立てせさないのは悪質としかいいようがない。日本人選手は文句を言わない傾向があるので『自分の責任』というでしょうが今後も同じことがおきるので明確に抗議。スポーツ仲裁裁判所に提訴が望ましい」とCASに判断を委ねるべきとの意見が続々と出ている。
森の問題は今後の競技のあり方にもつながってくるため、議論の行方に注目が集まりそうだ。
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提訴して、身長差を解消するホールド位置の変更が必要でしょう。
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