兵庫県の斎藤元彦知事は20日の定例会見で、県議会の調査特別委員会(百条委員会)が実施した職員アンケートで新たなパワハラ疑惑が浮上したことについて、「内容を承知していないのでコメントは差し控えたい」と述べる一方、アンケートで指摘された一部の行為については否定した。 「エレベーターに乗り損ねて職員を叱責した」といった指摘についてじは「そういったことをした認識はない」と否定。「時に厳しく指導することはある」とした上で、「私は業務は厳しくしていくことが大事だという思い。仕事なのでやはり厳しく、必要な注意は大事だと考えている」などと強調した。 「出席行事にマスコミがいないと怒る」といった回答についても、「マスコミへの情報提供はしっかりやるように(職員に)お願いしているが、結果として来なかったからと言って怒ることはない」と説明。「文書問題にしっかり対応しながら県政を前に進めるということが大事だ」として、辞職を否定した。 アンケートは、全職員約9700人を対象に7月31日~今月14日まで実施。百条委は5日までに集まった4568人分の回答を中間報告として取りまとめ、斎藤氏のパワハラを見聞きしたと回答したのは計1750人で38・3%を占めた。
中間報告は今月23日の百条委を経て公表される予定。同日から斎藤氏のパワハラに関する職員らの証人尋問が始まり、30日には斎藤氏が証人として出頭する予定となっている。
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パワハラではなく、必要な指導や注意の反論はおもしろい。問題は、多くの職員がハラスメント(嫌がらせやいじめ)と感じたかどうかでしょう。
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