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【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザでの戦闘を発端とする中東全域の緊張がさらに高まってきた。米国など3カ国は、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦交渉を15日に再開するよう要請した。一方、イランが近くイスラエル攻撃に踏み切るとの見方が拡大。交渉再開が先か。攻撃実施が先か。今後数日間の動きを世界が注視する。
ガザで4万人に迫るパレスチナ人が死亡していることが問題の背景にあり、交渉が動き出せば、地域の緊張緩和に期待が高まる。ハマスは11日の声明で、新たな交渉は「イスラエルの侵略行為を覆い隠す」として消極的な姿勢。同国メディアなどによると、ガザ潜伏中のシンワール最高指導者は早期の停戦合意を望んでいる。 交渉の土台はバイデン米大統領が5月末に示した停戦案だ。まず戦闘を停止しイスラエル軍がガザから撤収。ハマスが人質の一部を解放し、イスラエルが収監中のパレスチナ人を釈放する。第2段階ですべての人質を解放し「恒久的な敵対行為の停止」を実現。第3段階でガザ復興に移る。
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停戦に向けて、イスラエルが自制する必要があるでしょう。イスラエルの報復の無差別テロに近い攻撃は許されないでしょう。
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