NHKラジオ国際放送で外部スタッフの中国籍の40代男性が尖閣諸島(沖縄県石垣市)を「中国の領土」と主張し「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな」などと発言した問題を巡り、一部中国メディアが契約を解除された外部スタッフが中国に帰国したとの見方を報じている。
シンガポールの新民日報は「『釣魚島は中国領土』と台本を外れた元NHK中国放送キャスターが中国に帰国」と報道。中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」で外部スタッフとみられるアカウントが26日午後1時過ぎに投稿した「過去も現在も未来も、すべての真実が22秒に凝縮されている。自分が前に出ることを選んだ以上、冷静に向き合わなければいけない」などとするメッセージを紹介した。投稿には中国に帰国する直前とみられる航空機内からの写真も添えられている。
NHKによると、外部スタッフは平成14年から日本語でニュース原稿を中国語に翻訳してラジオで読み上げる業務を担当。今月19日午後の生放送で尖閣諸島を「古来、中国の領土」「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな。彼女らは戦時の性奴隷だった」などと約20秒間、原稿にない発言をした。NHKの関連団体「NHKグローバルメディアサービス」と業務委託契約を結んでおり、NHKは21日付で契約を解除。損害賠償や刑事告訴を検討していた。
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天安門事件を忘れるな、でしょうか。
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