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◆JERAセ・リーグ DeNA2―1阪神(16日・横浜スタジアム) 阪神のドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大=の2軍降格が決まった。 3試合ぶりのスタメンで3打席連続三振を喫し、20打席無安打。全く余裕のない最終打席が現状を物語っていた。7回2死二塁の同点機で、入江に3球三振。初球のカーブに意表を突かれたように体を浮かせて見逃し、最後は内角の152キロにバットが出なかった。「変化球か外の直球しか頭になかった。バッテリーが上」と決め球を振り返ったが、岡田監督の指摘はその前だ。「初球のカーブなんか、前は振れてたけど、バットが出ない。見送りばっか。『バットが出て打ち損ない』なら、ええんやけど」。プロの壁に当たったルーキーを2軍で再出発させることを決断した。 オープン戦は12球団2位の打率3割1分4厘。その結果以上に周囲を驚かせていたのは、新人離れした“余裕”だった。チーム関係者や他球団のスコアラーは「内角が嫌いなんだろうけど、それを気にしていない。ストライクはバットを出してファウルにするし、ボールは見逃す。それでいいと思っているんだろう」と感心していた。 シーズンも開幕4試合で5打点と滑り出した。だが、内角攻めは厳しさを増した。本人も「多少はあります」と実感。同じ見逃しでも、どっしりと見送る姿は消えた。 「初めての投手ばかり。打てなくて仕方ないけど、そこをどう捉えるか」と森下。“余裕”を取り戻して帰ってきてほしい。(阪神担当・安藤 理)
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プロの壁は高かった。1年目から活躍できる程、プロは甘くないでしょう。
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