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桐生市による生活保護の不適切な運用実態を受け実施された群馬県による特別監査の結果が公表されました。県は、保護を求めている人の権利を尊重した対応の徹底などを市に指示しました。 県の特別監査は、生活保護費を分割で支給したうえ一部を支給しないなど、桐生市の不適切な運用を受けて実施されたもので、今年の1月から2月にかけ書類の確認や職員への聞き取りが行われました。 監査では、生活保護を申請した女性の「扶養届」が、当時、行方不明となっていた長男の名前で提出されたことで収入が認定され、申請が却下されたという事案が新たに確認されました。 また、窓口で現金を受け取ったことを記録する受領簿に、実際とは異なる日付を記入するずさんな運用があったということです。 このほか相談者に対して「仕事を見つけることが最優先」と応対するなど、申請する権利の侵害が疑われる事案も複数確認されたということです。 県は、今月19日付けで監査結果を桐生市に通知しました。そして、申請者の権利を尊重した対応の徹底や研修を通じた人材育成の強化など、是正改善を行うよう市に指示し、今年8月末を期限に改善状況の報告を求めています。
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桐生市役所の担当者が、経済的弱者を守る生活保護の制度を理解しないで、上から目線の対応なのでしょうか。
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