東京都知事選の選挙ポスター掲示板に風俗店の広告ポスターが貼られた場所は、東京・表参道の閑静な住宅街にある。平日にはランドセルを背負った児童や女子高生が歩く姿もみられる。
風俗店の広告ポスターには、若い男性の写真とQRコードが印刷されており、読み取ると男性のものとみられるSNSに誘導される。高校生の子供がいるという近所に住む50歳代の主婦は、「子供が面白半分でQRコードを読み取れば、教育上良くないのは明らか」と苦言を呈した。買い物帰りだという北区の会社員男性(32)も、「候補者が、選挙と関係のないことに掲示板を使って規律を乱していることが信じられない」とあきれた様子で話した。
ある候補者の陣営関係者は「投票の判断材料となる選挙ポスターを見たくないという人が増えれば、選挙への関心低下につながりかねない」と心配そうに話した。
警視庁の警告を受けた立花孝志党首は22日夜、現地を訪れ、風俗店の広告ポスターの上に、自身の愛犬の写真が入ったポスターを貼った。読売新聞の取材に、「警察から警告を受けたため、速やかに対応をとった」と話した。都内各地の掲示板に選挙と無関係のポスターを大量に貼っていることについては、法令に抵触しない限り、掲示を継続する意向を改めて示した。
**************************************************************
法令が不備であれば改正により、厳正な処分が必要でしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿