「ドジャース1ー3レンジャーズ」(13日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷との対戦は3打席無安打。22年にエンゼルスでチームメートだったレンジャーズの先発、ロレンゼンは大谷攻略のプランを問われると、「真ん中低めの直球」と、この日1球も投げなかった球種を口にしてニヤリと笑った。
7回3安打1失点で4勝目。21個のアウトのうち三振はわずか2。打たせて取るピッチングでドジャースの強力上位打線に仕事をさせなかった。
全95球の配球の内訳はフォーシームが28球と最も多かったが、大谷に投じた10球はカットボール、チェンジアップ、シンカーの3球種。しかも1度も同じ球種を連続で投げない徹底ぶりだった。
大谷との3打席は二ゴロ、左飛、二ゴロ。昨年8月29日以来の対戦を「楽しかったよ。いい戦いだった。球場の外に打たれなくて良かった」と振り返ったロレンゼン。「ストライクゾーン近くにボールを散らし、できるだけ多くの球種を混ぜる。バットの芯でとらえさせないようにする。あとはバックを信じる」と言って、会心の笑みを見せた。
一方の大谷はロレンゼンの投球について「バランスよく投げてきてるなという、いいピッチングだったなとは思いますけど、みんな打球速度もしっかり出てましたし、とらえるところはしっかりとらえてたとは思うので、どちらか横にずれてれば抜けるような打球が結構多かったのかなとは印象的には思います」と、紙一重の勝負だったと話した。
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変化球にタイミングが取りづらく、芯でとらえることができなかった。
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