プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(Ambition)が19日、昨年大みそかの防衛戦でのドーピング検査で大麻成分などが検出された問題について、都内で記者会見を行い、騒動の発端となった日本ボクシングコミッション(JBC)を激しく非難した。
JBC側もこの日、井岡の“シロ判定”を認め謝罪した。公の場で約1か月半、無言を貫いてきた井岡は「身の潔白を証明できる、きょうという日を待ちに待った」と語り、JBCが直接謝罪を希望していること、「正直、そんなものでは絶対に許せない。JBCの会見を見たが、僕や関係者に対する誠意は伝わらなかった。人生かけて命かけてやってきたことに対し、それで許せるのかというのがある。安心してまた試合できるのかは正直、疑問だと思う」と怒りをにじませた。
また、SNSで自身や家族にも誹謗中傷が多くあったことを明かした。「潔白だったこと自体は満足しているが、この1か月半で僕の人生はかなり変わった。僕の人生、家族の人生がこのまま終わっていくのかという不安があった。(JBC側の)いろんな不備だけで、謝罪だけで、終わらせて欲しくない。いまの体制でやっていくのは不安。選手が安心できてパフォーマンスに集中できる体制をつくって欲しい」と訴えた。
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メディアやSNSで、ウソが広まり、ウソを信じた人の誹謗中傷は恐ろしい。
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