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競泳の東京五輪代表に内定した池江璃花子(20=ルネサンス)が7日、自身のツイッターを更新。新型コロナウイルス感染拡大の収束が見えない状況の中、自身のSNSに五輪出場辞退や五輪開催反対に賛同を求める声が寄せられていることについて、意見を述べた。 池江は「いつも応援ありがとうございます」と書き出し、「Instagramのダイレクトメッセージ、Twitterのリプライに『辞退してほしい』『反対に声をあげてほしい』などのコメントが寄せられている事を知りました」と様々な意見がSNSに寄せられていることを明かした。 そして「もちろん、私たちアスリートはオリンピックに出るため、ずっと頑張ってきました」と前置きし、「ですが、今このコロナ禍でオリンピックの中止を求める声が多いことは仕方なく、当然の事だと思っています」と五輪中止を求める声に理解も。「私も、他の選手もきっとオリンピックがあってもなくても、決まったことは受け入れ、やるならもちろん全力で、ないなら次に向けて、頑張るだけだと思っています」とアスリートとして率直な気持ちを記した。 池江は2019年2月に白血病を公表。闘病生活を経て、20年8月に実戦復帰すると、今年4月の日本選手権では4冠を達成し、16年リオデジャネイロ五輪に続く2大会連続の五輪切符を手にした。五輪本番では、女子400メートルリレーと女子400メートルメドレーリレーに出場予定で、女子100メートル自由形など個人種目に出場する可能性もある。 「1年延期されたオリンピックは私のような選手であれば、ラッキーでもあり、逆に絶望してしまう選手もいます。持病を持ってる私も、開催され無くても今、目の前にある重症化リスクに日々不安な生活も送っています」と自身も不安と隣り合わせの日々を送っていることを明かした池江。そして「私に反対の声を求めても、私は何も変えることができません。ただ今やるべき事を全うし、応援していただいてる方達の期待に応えたい一心で日々の練習をしています。オリンピックについて、良いメッセージもあれば、正直、今日は非常に心を痛めたメッセージもありました。この暗い世の中をいち早く変えたい、そんな気持ちは皆さんと同じように強く持っています。ですが、それを選手個人に当てるのはとても苦しいです」と思いを吐露した。 そして「長くなってしまいましたが、わたしに限らず、頑張っている選手をどんな状況になっても暖かく見守っていてほしいなと思います」とつづり、5連続投稿による長文のメッセージを締めくくった。
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ご自身の重症化リスクにも触れ、神対応で素晴らしい。自粛警察と同じで、投稿者は正しい行いと思っているのだろう。
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