2桁アーチ到達は自身の日本人最速を更新する打者28試合、116打席
■レイズ 8ー3 エンゼルス(日本時間7日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地レイズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。この日は2試合ぶりの一発となるメジャートップタイの10号2ランを放つなど、4打数2安打2打点の活躍で打率は.273に上昇した。チームは3-8の逆転負けで5連敗となった。
大谷は初回1死走者なしで迎えた第1打席は、右腕マクヒューの変化球に空振り三振に倒れた。それでも3回2死二塁で迎えた第2打席では左腕フレミングと対戦。2試合ぶりの一発となる10号2ランを放った。右中間へ飛び込む特大の一発で、レッドソックスのJD・マルティネスらに並びメジャートップタイとなった。
打った瞬間に確信した一発は右中間最深部に飛び込む428フィート(約130メートル)の特大弾だった。
試合前には球団がメジャー歴代5位の通算667本塁打、歴代2位の2112打点など数々の功績を残しているアルバート・プホルス内野手が戦力外になったことを発表。ミナシアンGM、マドン監督らが試合前に会見を行うなど、衝撃の1日がスタートしていた。
これまでシーズン10号の日本人最速は2019年に自身が記録した44試合、180打席目だったが、今季は打者28試合、116打席で到達。試合数、打席数ともに更新した。到達日の日本人最速は2004年松井秀喜(ヤンキース)の6月4日だった。5月までの10号到達は日本人初めてだ。
6回の第3打席は空振り三振、第4打席は一塁ベースを直撃する二塁内野安打を放ち、今季9度目のマルチ安打をマークした。4打数2安打2打点の活躍で打率は.273に上昇した。
前日の同戦では6四球を与えながらも5回0/3を1安打7奪三振無失点の力投。勝利投手の権利を持って降板したが救援陣が逆転を許し2勝目はならなかった。
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大谷の投打の大活躍は素晴らしい。
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