配信
ジャーナリストの青木理氏が30日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)にスタジオ生出演した。 番組では、菅義偉首相が28日、新型コロナウイルス感染症対策本部会合を官邸で開き、改正特別措置法に基づき東京、大阪など9都道府県に31日までの期間で発令中の緊急事態宣言を6月20日まで延長すると決定したことを報じた。 スタジオで青木氏は、延長を受けて「政治の役割って何なのかな?って思うんです。政策の方向性を示して、そちらの方向に進ませて、かつ結果に責任を負うことだと思うんです」とした上で「オリンピックの話で言うと、これ誰が責任者なんですか?って。IOCなんですか?国なんですか?東京都なんですか?…よく分からないんですね。このまま突入して、どうも誰も責任を取らないで、ずるずると開催の方に突き進んでいるんですけど、これで開催して何かあったら…感染が拡大したら、一体、誰が責任を取るんですかって明確じゃないんです」と指摘した。 さらに「でも振り返ってみると、この5年、10年ぐらいの日本の政治っていうのは何かがあっても誰も責任を取らない政治家が。森友学園にしても公文書の改ざんにしても閣僚が捕まるような事件が起きても、任命責任を痛感するって言いながら誰も責任を取らないで結果的には官僚、秘書が責任を取っているだけっていうのが続いてきた」と指摘した。その上で「今回の検査態勢だってPCR検査44万件の態勢にするって言っているんですけど、ずっと言ってますよね。でも一向に増えない。そのことに関する説明もなければ、結果の責任も取るっていうこともない状況では、特にオリンピックに関しては本当に僕は心配です。国民が望まないオリンピックに突き進んでいって、できればいいんですけど、できなかった場合の責任を誰がとるのか?あるいは、責任を取って決断をするためにも、誰かがやめるっていうことを言い出せない今の日本の状況を象徴しているというか、このまま行って大丈夫なのか」とコメントしていた。
*********************************************************
ゴリパラ強行で、感染拡大し国民の生命や健康に影響が出た場合、誰が責任を取るのでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿