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リーグトップ44本塁打のエンゼルス・大谷翔平投手(29)が日本選手初の本塁打王に輝くことが26日(日本時間27日)、決定的となった。大谷を6本差で追っていた38本塁打のホワイトソックスのルイス・ロベルト外野手(26)が左膝内側側副じん帯損傷のため負傷者リスト(IL)に入り、今季終了となった。残り5試合で3位以下からの逆転は現実的ではなく、いよいよ当確ランプがともった。 大谷が不在のエンゼルスタジアムに、大勢の日本のファンが詰めかける日々が続いている。夢にまで見た日本選手初の本塁打王誕生へ、いよいよカウントダウンに入った。 26日(日本時間27日)、リーグ2位38本塁打のロベルトが左膝内側側副じん帯損傷のためIL入りすることが発表された。シーズン5試合を残し、今季終了が決まった。3位のレンジャーズ・ガルシアは7本差の37本で大谷を追うが、逆転して単独トップに立つには残り5試合で8本が必要。大リーグで過去、5試合での最多本塁打記録は02年のショーン・グリーン(ドジャース)の9本がただ一度あるだけだ。5戦8発も、グリーンを含めて過去7人しか記録しておらず、現実的には至難の業だ。 大谷は16日に右脇腹痛でIL入りし、残り試合の欠場が決定。19日に右肘の手術を受け、その後は自宅で安静にしている。レンジャーズ戦前に取材に応じたフィル・ネビン監督は「彼は回復途中にある。今週のどこかで会うことができる。安静にすることも回復プロセスの一部」と説明。チームMVPと最優秀投手の表彰式が行われる30日(日本時間1日)にグラウンドに姿を現す可能性が高い。 日本選手最多のメジャー通算175本塁打の松井秀喜も成し得なかった偉業。大谷は21年には前半戦で両リーグ最多33本塁打を放ったが、後半戦は13本塁打と失速してブルージェイズ・ゲレロ、ロイヤルズ・ペレスに2本差の46本塁打で3位に終わった。タイトルが確定するシーズン最終戦は10月1日(同2日)。日本勢はもちろん、アジア勢でも初めての歴史的快挙はもう目前に迫っている。(柳原 直之) ≪3位ガルシア逆転へ残り5戦で8発必要だが…≫大リーグで5試合での最多本塁打記録は9本で、グリーンが02年5月21~25日(2、0、4、1、2)にマークした。5戦8発は他に6人おり、21年6月にナショナルズ・シュワバーが放った他、ジョシュ・ハミルトン(レンジャーズ)が12年5月、バリー・ボンズ(ジャイアンツ)が01年5月、マニー・ラミレス(インディアンス)が98年9月、フランク・ハワード(セネタース)が68年5月、ラルフ・カイナー(パイレーツ)が47年9月に記録している。
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日本選手・大谷がMVP・本塁打王は誰も想像できなかったでしょう。
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