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洋上風力発電事業を巡る汚職事件で、受託収賄容疑で逮捕された秋本真利(まさとし)・衆院議員(48)が、知人の会社が国に申請した新型コロナウイルス対策の持続化給付金200万円の不正受給に関与した疑いがあることがわかった。東京地検特捜部は、秋本容疑者が給付金の申請内容について記したメールを押収しており、詐欺容疑での立件に向けて調べている。
関係者によると、持続化給付金200万円を不正受給した疑いがもたれているのは、秋本容疑者の事務所スタッフが代表取締役を務める千葉県の会社で、虚偽の売り上げを示す書類を作成するなどし、コロナ禍で売り上げが減少したように装って給付金を申請。秋本容疑者も申請に関わり、スタッフらとの間で申請内容についてメールでやりとりしていたという。
秋本容疑者は、洋上風力発電事業を巡り、「日本風力開発」(東京)側から依頼を受け、国会質問で便宜を図る見返りに計約6140万円の賄賂を受け取った疑いで7日に逮捕された。特捜部は秋本容疑者の自宅や事務所などを捜索したほか、スタッフらからも任意で事情聴取を実施。捜査の過程で不正受給の疑いが浮上し、秋本容疑者のメールも確認したという。
秋本容疑者は特捜部の調べに賄賂の受領を否定。不正受給疑惑については、申請に関わったことは認めつつ、「申請の手続きは事務所スタッフらが行っており、詐欺だとは思わなかった」と詐欺容疑を否定しているという。
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虚偽の売上計上で不正に受給は、詐欺でしょう。
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