政府が新型コロナウイルス対策として2020、21年度に予算計上した予備費を財源とする事業を会計検査院が調べたところ、全額を年度内に執行せず、翌年度に繰り越したケースが18事業、計約3兆7千億円に上ったことが15日、分かった。検査院は目的外使用は確認されなかったとした上で「繰り越しが全額や多額に及ぶ際は、当初の想定や経緯を丁寧に説明することが望ましい」としている。
コロナ予備費は感染拡大防止や経済対策のため詳細な使い道を決めずに計上しており、20、21年度で計14兆6500億円。
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多額の予備費計上は大問題でしょう。
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