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右肘じん帯損傷で今季投げないことが決まっているエンゼルスの大谷翔平投手(29)の代理人を務める大手代理人事務所「CAAスポーツ」のネズ・バレロ氏(60)が4日(日本時間5日)、オリオールズ戦前に日米メディアの取材に応じた。 バレロ代理人の主な一問一答は以下の通り。 ――セカンドオピニオンを経て手術が必要かどうか見極める中で、どの段階にいるのか。 「何らかの処置が行われることは避けられないと思う。その処置がどのようなもので、いつ、どのような種類になるのか、それが私たちが今、集めているものだ。複数の意見があるのは明らかで1つや2つの意見に頼るのでなく、私たちはこの状況を理解しようとしている。だからそこを理解してほしい。ペリー・ミナシアンGMが損傷があると公言した。それは事実だが前回とは全く違う。前回はずっと上の方、一番奥の方だった。そして今回は一番下のところだ。だから全く違う。骨に近い靱帯の最下端、そこに問題がある。靱帯そのものについては誤った報道もあるようだが、18年に靱帯を移植されたが、そこはすべてが無傷で何の問題もなかった。これは本当にポジティブなことだ」 ――今季はまだ続くのか、終わってから取り組むのか。 「現在進行中だ。あと10日、11日だろうか。出来るだけ多くの情報を集めているところだ。正しいことをするためにできる限りの情報を集めている。彼もそれを理解してくれている。情報を集め正しい決断をしなければならない。それには少し時間がかかる。彼は投げることが大好きで長く続けることが重要なんだ。彼が戻ってくることに疑問はないし、ここ数年のように両方続けていくつもりだ」 ーー大谷が出場を続けると聞いて、驚いたか。 「この男は、野球を愛している。既に経験していたし、さらなるダメージがないことが分かった時点で正しい決断をするために、より多くの情報が得られるまで彼はプレーすると」 ―-大谷自身も、驚いたり、がっかりはしていなかったのか。 「情報が分かった時、肘に問題があると分かった時も、しっかり受け入れていた。彼はプロフェッショナルであり、紳士的だった。もちろん、動揺はしていたが、長引くことはなく、試合でプレーする、と。(ダブルヘッダーの)2試合目で彼はプレーした。それが、彼の人間性を物語っている」 ―ー来年、投げられるのか「それに対する答えはない。それは、どのタイプの処置がいいのか、に基づくものだ」 ―ー選択肢は、2つ3つか、それともたくさんあるのか。 「それも詳しくは言えないが、多くの選択肢がある。それを吟味して、注意深く考えている。繰り返しだが、我々は大きなビジョンを描いている。彼が元に戻れるように、しっかり考えないといけない。治療が正確に行われるように入念に、熟慮しないといけない。彼は、短い期間だけでなく、長い間、二刀流でプレーすることを好んでいる」 ―ー本塁打ではエンゼルスの球団記録やタイトル獲得もある。 「それはもちろん、頭にはよぎっていると思う。毎日、そういう話をしている訳ではないが、負けず嫌いの彼を考えれば、頭をよぎっているのは確かだ。彼はプライドを持って試合に出ている。記録を毎日、追い求めている訳ではないが、彼は既にいくつか、記録を作ったように思える」 ―ー治療の処置のタイプは、PRP(多血小板血漿療法)やステム(幹細胞)ではないのか。
「繰り返しだが、治療のタイプについて詳しく話すことはない。ただ、なんらかの処置を受けることは避けられない。それが、正確に何になるのか、我々は分からない」
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あまり深刻ではないということでしょうか。
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